再雇用と継続雇用の違いは?勤務延長と定年引上げも比べて整理

契約の中身を
分けて確かめる
継続雇用は制度の総称で、その中に再雇用と勤務延長があります。再雇用は定年で退職して契約を結び直し、勤務延長は定年で退職せず雇用を続ける仕組みです。
この記事で分かること
疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。
再雇用と継続雇用の違いを用語で整理する
会社から「継続雇用」と言われても、再雇用と別の選択肢とは限りません。継続雇用という大きな区分の中に、再雇用や勤務延長があります。
再雇用と勤務延長では、退職時の扱いが異なる
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 制度 | 名前から分かること | 別に確認すること |
|---|---|---|
| 継続雇用 | 定年後なども雇用を続ける仕組みの総称。 | 会社が再雇用と勤務延長のどちらを採るか。 |
| 再雇用 | 定年でいったん退職し、再び雇用される。 | 新しい雇用契約の期間と条件。 |
| 勤務延長 | 定年年齢を残したまま、退職せず雇用を続ける。 | 延長する期間と、その間の勤務条件。 |
用語の定義と、自社の契約内容は分けて読んでください。同じ制度名でも、給与や勤務日数まで同じとは限りません。
再雇用と継続雇用の違いは定年引上げとも区別する
定年の引上げは、退職する基準となる年齢自体を変える措置です。継続雇用は、定年などに達した後も雇用を続ける仕組みです。
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| 措置 | 確かめる場所 |
|---|---|
| 定年を65歳まで引き上げる | 就業規則の定年年齢。 |
| 65歳までの継続雇用制度を設ける | 再雇用・勤務延長の規定、申出や契約の案内。 |
| 定年を廃止する | 定年の定めがないことを示す規定。 |
65歳未満の定年を定める事業主には、上のいずれかの措置が必要です。全企業で定年そのものが65歳に変わったという意味ではありません。70歳までの就業確保は、65歳までの義務とは位置付けが異なります。
再雇用と継続雇用の違いを自社の書類で確認する
まず就業規則で制度名を確認し、本人に提示された条件を並べます。説明会の資料だけで判断せず、自分に適用される内容を質問します。
給与や契約期間を制度の名前だけで判断しない
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| 書面 | 会社に聞くこと |
|---|---|
| 就業規則 | 定年年齢と、その後に使える制度は何ですか。 |
| 再雇用・勤務延長の案内 | 申出期限と、雇用が続く期間を教えてください。 |
| 労働条件の書面 | 仕事・場所・時間・給与は、どのように変わりますか。 |
| 有期契約の更新説明 | 更新の基準や、回数・期間の上限はありますか。 |
労働条件明示のルールでは、業務や就業場所の変更範囲も確認点です。有期契約では、更新上限などの説明も読みます。条件に疑問があれば、説明を受けた日と回答を残してください。
再雇用と継続雇用の説明に迷ったときの相談先
会社には「制度名」と「自分の条件」を分けて質問します。条件は関係法令を守った上で、労使で十分に話し合うことが重要です。本人の希望どおりの給与が、一律に保証される制度ではありません。
労働条件や説明に疑問が残る場合は、総合労働相談コーナーへ相談できます。相談は無料で、電話や面談に対応しています。就業規則、契約の案、説明の記録を用意すると事情を伝えやすくなります。
再雇用と継続雇用の違いでよくある質問
継続雇用なら退職しないのですか?
継続雇用には、いったん退職する再雇用も含まれます。制度の総称だけで判断せず、会社が採用する仕組みを確認します。
勤務延長なら給与は変わりませんか?
制度名だけで給与が維持されるとは判断できません。提示条件と賃金の規定を確認してください。
制度が分かったら、次は何をしますか?
勤務先の申出期限と、受け取る書面を確認します。再雇用の申出から契約までの手順も参考になります。
出典・確認した一次資料
- 厚生労働省「高齢者の方へ」
継続雇用制度の位置付け、就業規則の確認、労働条件の話合い - 厚生労働省「就労条件総合調査・主な用語の定義」
2012年資料26ページ。再雇用・勤務延長の用語定義のみ。過去の統計値は使用しない - 厚生労働省「高年齢者の雇用」
65歳までの雇用確保措置、70歳までの就業確保措置 - 厚生労働省「高年齢者雇用安定法Q&A」
2025年4月1日適用。Q1-1、Q1-4、Q1-7。対象・条件・契約更新 - 厚生労働省「労働条件明示のルール」
2024年4月施行。就業場所・業務の変更範囲、更新上限 - 厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」
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